Linux での既知の問題
Linux での既知の問題と、お使いのコンピュータが影響を受けるかの確認方法、対処法です。
20 Gbps ケーブルで接続が約 9 Gb/s にとどまる
一部の Linux ノートパソコンでは、USB4 20 Gbps ケーブルでもコピーは最大で約 9 Gb/s にとどまります。ケーブルは 10 Gb/s のレーンを 2 本持ちますが、1 本しか使われないためです。相手のコンピュータでは、それでも接続が 20 Gbps と表示されることがあります。
原因
Thunderbolt/USB4 コントローラーを管理するのは Linux かコンピュータのファームウェアのどちらかで、どちらが管理するかは起動時にファームウェアが決めます。Linux がコントローラーを管理している場合にだけ、コンピュータ間接続の 2 本のレーンを束ねられます。ファームウェアが管理していると、接続は 1 本のレーンのままです。DirectConnect にも相手のコンピュータにも、これは変えられません。
Windows 11 ノートパソコンにつないだ、Intel Tiger Lake プロセッサ搭載の Lenovo ThinkPad P1 で確認しました。ケーブルの計測値は 9.1 Gb/s でした。
影響を受けるか確認する
ケーブルをつないでから、ターミナルで次を実行します:
sudo dmesg | grep "USB4 _OSC"
cat /sys/bus/thunderbolt/devices/*/rx_lanes1 つ目のコマンドで何も表示されなければ、ファームウェアがコントローラーを管理しています。2 つ目で 1 と表示されれば、接続はレーンを 1 本使っています。
対処法
- 40 Gbps ケーブルを使う。Thunderbolt 4 または USB4 40 Gbps ケーブルは各レーンを 20 Gb/s で動かすため、レーン 1 本で十分です。20 Gb/s のレーン 1 本で、Linux ノートパソコンは Mac との間で 16.3~17.8 Gb/s、Windows PC へは 17.3 Gb/s に達します。必要な USB-C ケーブルをご覧ください。
- ファームウェアをアップデートする。お使いのコンピュータの最新の BIOS または UEFI アップデートをインストールし、OS にポートの管理を任せる Thunderbolt または USB4 の設定を探します。設定後は、上の 1 つ目のコマンドで
USB4 _OSCで始まる行が表示されます。